海外で働きたいみなさん、こんにちは!
在外公館派遣員を目指して日々邁進中の龍です!
今年の4月ももう後半に差し掛かり、桜もあっという間に散ってしまいました。
ついに来ました!募集開始です!
何がって、そりゃ...
第100期 在外公館派遣員(9月赴任)の募集ですよ!
在外公館派遣員制度とは?
海外で働きたい!という一心でここにたどり着いた方のために、ここで在外公館派遣員制度についておさらいしておきましょう。
そもそも在外公館派遣員制度とは、「一般社団法人 国際交流サービス協会」が外務省の委託を受けて人材を海外にある日本の大使館に派遣するというもの。
日本国籍・運転免許(AT可)・高卒以上の学歴の3つ【今回から免許がいらなくなりました!】があれば誰でも無料で受験できて、給料や現地での生活、福利厚生がしっかり確保された上で夢の海外生活を送ることができるという、チャンスの塊のような仕組みです。
試験は日本語の筆記・英語のマーク・一般教養試験・適正検査からなる一次試験と、
それを突破した後にやってくる二次試験の面接(日本語の採用面接と英会話試験)の二段階あり、今回応募開始したのは5月25日に開催されるもの。
ということで、今回は受験する流れをご紹介します。
より詳細な情報はこちら↓の記事からご覧いただけます。
第100回派遣員試験
ついに募集が始まりました!
今回の募集は前回までとはちょっと条件が変わりましたので、変わったところを重点的にご紹介します。
以下 公式サイトより
【今までの募集条件】
(1)日本国籍を有する者
二重国籍可。ただし、任国※の国籍・永住権保持者は、査証及び赴任後の滞在許可取得に問題が生じ得るため不可。
また、任国滞在許可所持者については、査証及び赴任後の滞在許可取得に問題が生じないことを条件に可
*現在所持する査証、滞在許可、永住権等に関する書類を二次試験の際にご提出頂きます
(2)高等学校卒業以上の者
(3)普通自動車運転免許証を保持する者
AT免許可。外国免許は出願までに普通自動車運転免許に切替えること
応募には免許番号の記入が必要なため、教習中、仮免許、取得見込みでの応募は不可
※任国:赴任先の国のこと。
【今回からの募集条件】24年度〜
(1)日本国籍を有する者
二重国籍者:国籍選択をしている場合に限り可。
任国の永住権保持者:査証及び赴任後の滞在許可取得に問題が生じ得るため不可。
任国滞在許可所持者:査証及び赴任後の滞在許可取得に問題が生じないことを条件に可。
*該当者は、現在所持する査証、滞在許可、永住権等に関する書類を二次試験の際にご提出頂きます。
(2)高等学校卒業以上の者
*運転免許所持は応募資格ではありませんが、赴任地によっては車での通勤が必須な場合があります。応募時に運転免許に関する質問があり、「保持している」・「保持していない」・「取得予定」から選択し、回答していただきます。
となっています。
堅い書き方でちょっと読みにくいですね。一つずつみていきましょう。
条件1:日本国籍
一つ目の条件、国籍について解説します。
この記事を読んでいる皆様のほとんどが日本国籍(日本生まれまたは後から取得した)かと思われますが、
なかには外国で生まれた(=外国籍)留学生の方や、両親のどちらかが外国人で、
国籍が二つある二重国籍の方など、様々な境遇の方がいらっしゃると思います。
在外公館派遣員試験では、条件はいくつかありますが「日本国籍を持っている」ことが受験する前提条件になっています。
日本国籍だけだよ、という方は何も気にしなくていいのですが、受験するのに注意が必要なのは二重国籍の方です。
条件に、「二重国籍の場合、国籍選択をしなければならない。」とあります。
この国籍選択とは、簡単に言うと「どちらか片方の国籍を外し、片方だけ残す」という手続きです。
今回の場合は日本国籍が前提条件であるため、外国籍を外さなければならないということになります。
永住権
「任国の永住権保持者」って?
また難しい文字列が出てきました。一つずつ解読していきましょう。
まず「任国」とは?
簡単にいうと、任命されて派遣される国、つまり派遣されて行く先の国のことです。
一例を挙げると、みなさんがオーストラリアを希望し、オーストラリアに配属が決まった場合、オーストラリアが任国となります。
次に永住権。これはざっくり言うと「その国にずっと住んで、仕事に就いて社会の一員として生活していいよ」という権利です。
国によって基準は異なりますが、長くその国に住んでいて犯罪を犯したりせず、ちゃんと真っ当に稼いでいることが判断基準になることが多いようです。
つまり、これらをまとめると↓
「任国の永住権保持者」というのは、派遣希望先の国に永住権を持っている人、という意味になります。
滞在許可
次に「任国の滞在許可」について解説します。
ここで出てきた「滞在許可」とは、いわゆる在留資格のことで、
簡単にいうと「その国に滞在して活動していいですよ」という許可証です。
国によって制度は様々で、留学や就労など、目的に応じてたくさんの種類があります。
入国許可である「ビザ(査証)」とは違うものなので注意しましょう。
条件2:学歴
これまでと変わらず、高等学校を卒業していればエントリー可能です。
運転免許について
今回から自動車運転免許が必須項目から外れました。
実際のところ、現地業務として運転することはなく、業務上必要ないと判断されたようです。
ただし、国によっては公共交通インフラが全くなく、通勤に車が必須な国も存在するため、
応募時に一応聞かれるようです。
なお、運転免許を持っていれば日本にいたとしても行動範囲と自由度が段違いですので、持っていて損はありません。
試験内容(一次試験)
採用試験の第一弾、まずは一次試験です。
一次試験では、
- 語学試験(英語やその他現地語)
- 一般教養(高校でやる程度)
- 日本語で作文
- 適性検査
の4項目のテストがあります。
それぞれ見ていきましょう。
語学試験
在外公館でのお仕事では、語学力が何より優先して大事です。
大使やその他日本人職員も多く働いていますが、現地人の職員に直接指示を伝えたり、
現地のホテルや警察などの機関と話す際は現地語または英語でやりとりしなければなりません。
つまり、日本代表として正確かつテキパキとお仕事をこなすには語学力がないと話になりません。
そのため一次試験では、現地の公用語または英語の筆記試験が行われます。
英語の場合、TOEICに似たマーク式の試験が行われるようです。
なお、フランス語やスペイン語などの英語以外の言語の試験もありますが、それらは記述式の筆記試験が行われるようです。
また、応募国リストの中で英語と現地語の両方が併記された国については応募の際、英語を選択することによって英語試験だけで通過できるとの情報もあります。
一般教養
一般教養の筆記試験もあります。とある受験者によるとそんなに難しいものでもないそうで、
出題範囲も高校まででやった内容からしか出ないので、何の問題もないでしょう。
また、公式情報によると、一般的な教養試験の参考書を攻略しておけば有効な対策になる、とのことでした。
作文(日本語)
公表されている一次試験の内容の中に、「日本語での作文」という項目があります。
詳しい試験内容や試験問題については非公開となっており、どのような問題が出されるかは不明となっています。
ただし、限られた時間内で行われる試験ですので、課せられる分量は多くはないと思われます。
適性検査
「適性検査」
と聞くとなんだか怖い響きに聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。
ちょっとした心理テストのようなもので、受験者であるあなたがちゃんと海外の拠点でやっていけるかどうか総合的に判断する基準の一つです。
YES/NO/わからないの三択で答えるモーズレイ性格検査(MPI)と内容が似ているとされていて、質問形式の問題のようです。
二次試験(面接)
一次試験を通過すると、合格者には二次試験の受験情報が届きます。
二次試験は一次試験終了からおよそ20~1ヶ月後までに東京日本橋の会場で行われます。
日程は受験者ごとにバラバラで、合格者に直接日程の連絡が届きます。
【注意】二次試験の日時は合格者側で決める事ができず、変更も効きません。合格したらなんとかして予定を空けましょう。
二次試験の内容は、ズバリ採用面接です。
面接は2回あり、日本語での人物面接(採用面接)と、外国語(英語またはその他現地語)での会話試験の2つを1日のうちに行います。
日本語での面接は採用面接で、受験者の人となりを見ます。
外国語の会話試験はネイティブとのスピーキングセッションで、ちゃんとその言語で会話できるかどうか判断するための材料になります。
エントリー方法
エントリーは特設Webサイトに登録した上でその画面から行います。
【注意】このサイトでは一度入力を始めると途中保存ができないので、時間のある時に入力することをおすすめします。
入力する際は、写真(正面無帽・2MB以内)と、志望理由などを準備してから行うとスムーズに進むと思います。
エントリーは5月7日までなので、まだの方はお早めに!
まとめ
在外公館派遣員の受験概要について理解していただけたでしょうか?
そう難しくない条件さえ満たせば誰だって受験できるチャンスの塊みたいな試験なので、みなさん一旦エントリーしましょう!
私と一緒に海外生活を目指して頑張りましょう!
大阪イングリッシュハウスのサポートについて
在外公館派遣員試験に向けて、英語力の向上や試験対策を考えている方へ、大阪イングリッシュハウスでは特別なサポートをご提供しています。当校では、英語のスピーキングやリスニングの強化、作文の練習など、試験対策に必要なスキルを実践的に学べるプログラムを用意しています。
また、在外公館派遣員試験の経験者によるアドバイスセッションも実施しており、試験に対する自信を深めることができます。オンラインレッスンも対応しておりますので、全国どこからでも受講が可能です。
興味のある方は、ぜひ一度無料体験レッスンをご利用ください。詳細は大阪イングリッシュハウスの公式サイトまたは以下の連絡先からお問い合わせください
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メールでのお問い合わせも可能です。問い合わせフォームよりご連絡ください。
- 公式サイト: Osaka English House
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