海外で活躍したい皆さんこんにちは!
ヨーロッパで働きながら休みの日はドライブ旅行をしたいRyuです!
今回、在外公館派遣員の一次試験を受けてきたので、その様子をレポートします!
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一次試験の概要
レポートに入る前に、少しだけ今回の試験についておさらいしましょう。
在外公館派遣員試験が一次試験の筆記と二次試験の面接から構成されるのは、
この記事までたどり着いた方ならご存知でしょう。
今回はそのうちの一次試験を取り上げるわけですが、
概要はざっくりこんな感じです。
開催日時: 2024年5月25日 開催地: 東京会場→TKPガーデンシティPREMIUM東京駅日本橋 大阪会場→TKPガーデンシティ大阪梅田 テスト内容: 語学試験(英語など)・常識問題(教養試験)・作文試験・心理テスト
という内容で一次試験は行われました。
では、その内容と私が受験した感想をお伝えしていきます。
会場の様子
私が受けた大阪会場はTKPガーデンシティ大阪梅田で、JR環状線の福島駅から徒歩7~8分ほどの場所にあります。
近隣にコンビニもありますし、比較的便利な場所ですね。
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会場に着き、入口の案内の方に挨拶をしつつ試験を受けるフロアの案内の掲示を見ます。
(なお、会場内は撮影禁止だったのでイメージ画像でお伝えします)
20101X〜20103Xまでは何階、というように貼り出された情報に従ってエレベーターで上がります。
会場は一部屋あたり50人程度のキャパで、受験者の大半が女性でした。
そもそもの受験者数の時点で女性比率が高いんですね。
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1時間目:英語
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今回私が受験した言語は皆様ご存知の通り「英語」です。
試験形式は事前情報通りTOEICに似たマーク式の選択問題でしたが、
個人的には予想していたよりやや易しい、やや簡単めな難易度だという印象でした。
内容については、リスニング問題はなく全てReading問題で、
単語・文法・正誤問題・文章題からなる全5パートの約70問程度のテストでした。
文法や単語を知っているかはもちろん問われるのですが、個人的な感想としては
どちらかというと①英語で書かれた文章をきちんと正確に読めるかどうか、
②間違った表現やニュアンスの違いを指摘できるかなど、
実際にオフィシャルなお仕事で英語を取り扱う上できちんと英語を正しく使えるかどうか
を問われているように思いました。
終了後、次の科目の前に15分間の休憩を挟んで次の教養試験に進みます。
2時間目:常識問題(教養試験)
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今回受験する上で一番心配だった科目、教養試験です。
これもマーク式で、50分間ですべての問題を捌ききらなくてはいけないのですが...
正直、まっっっっったく時間が足りませんでした。
問題数自体は50問程度なのですが、途中に計算問題が何問かあり、
私はここで時間をかなり使ってしまったせいで後半になって時間が足りなくなりました。
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その他の内容としては、国際機関の略称を選択肢から選ぶ問題や
国際機関名を挙げてその活動内容として正しいものを選ばせるというような、
海外でお仕事をする上で必要になりそうな知識を問う内容から始まり、
ことわざや慣用句の中から間違ったものや正しいものを選ぶ問題、
簡単な化学反応式の問題や世界史の歴史上人物の名前を選ぶ問題など、
幅広い範囲から出題されていました。
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正直、一問ごとに考え込む時間はないのでさっさと進んでしまって
より多くの問題を解く戦法の方がいいと感じました。
終了後にまた15分の休憩を挟んで作文試験に移ります。
(お昼休みはなく、計2回の休憩が入るだけなので、お昼ご飯をしっかり食べている時間はないです。)
3時間目:作文試験/心理テスト
作文の試験と謎多き科目、心理テストです。
時間配分はそれぞれ作文40分、心理テスト30分です。
前半2つに比べてウエイトは軽いので、休憩なしで連続して行われました。
作文試験
作文の問題はざっくりいうと
「自分自身の問題点について説明すること」と、
「現地での生活を想像して書く」と、
「志望理由を選択肢から選ぶ問い」
でした。
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全て合わせてA4用紙裏表1枚に収まるぐらいの分量だったので、
私は40分の中で充分読み返して確認することができました。
ただし、全てにおいて順調に書き上げたわけではありません。
試験直前の記事でも書きましたが、
やはり実際に文字を紙に書く時に漢字が出てこない問題が発生しました。
当然スマホも辞書も使えないので、思い出しながらなんとか書き上げました。
今回は自分自身の特性や傾向についての設問でしたが、問題の内容は毎回変わるそうです。
ただ、変わるとはいっても自分のことや自分の考えを書くことに変わりはないようなので、
普段からちょっとした感想文を手書きで書く練習をしておくとスラスラ書けて良いと思います。
心理テスト
在外公館派遣員採用試験最大の謎項目、「心理テスト」です。
まず受けた感想を先に言っておきます。
「謎」
です。
受けたとてわからん。あの作図で何がわかるんだ...?
ということで内容のご紹介です。
コピー用紙に8個の枠が書いてあり、枠の一つ一つに謎の記号?があらかじめ書いてあります。
問題の内容は「枠の一つ一つに自由に何か描いてください。綺麗にかけているかどうかは問いません」
というもの。特にこれ以上の詳細な説明はなく、完全に自由に描いていいというものでした。
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過去何回も受験した経験のある人によると、これだけは内容がずっと変わらないそう。
一応似た形式、というよりそのまんまの心理テストを発見したので紹介してみます。
「ワルテッグ描画テスト(CWS)」 エーリッヒ・ワルテッグが考案した心理テストで、 5~10分ほどで実施できる手軽さを持ちながら、 ロールシャッハ・テストなどのパーソナリティ・テストと同等の結果を得られるものとなっている。 出典: 1. 金剛出版- クリシ・ワルテッグ・システム(CWS) (単行本)説明欄より https://www.kongoshuppan.co.jp/book/b597284.html#:~:text=%E5%86%85%E5%AE%B9%E8%AA%AC%E6%98%8E,%E5%BA%83%E3%81%8F%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82 2. 村上カウンセリングオフィス- 「専門家の方へ」ページより https://www.murakami-counseling.com/cws
一次試験終了!
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といった流れで在外公館派遣員の第100回一次試験は終了しました。
試験結果は6月10日(月)に発表されるので、面接の対策をしながら背筋を伸ばして待ちましょう。
受けられた方はお疲れ様!
次回受けようかな、という方はぜひこれを参考にLet's try!
大阪イングリッシュハウスのサポートについて
在外公館派遣員試験に向けて、英語力の向上や試験対策を考えている方へ、大阪イングリッシュハウスでは特別なサポートをご提供しています。当校では、英語のスピーキングやリスニングの強化、作文の練習など、試験対策に必要なスキルを実践的に学べるプログラムを用意しています。
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