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日本の年越しを初体験!外国人たちと行く「除夜の鐘」と「初詣」

最終更新日:2026/1/3

外国人たちと迎える日本の大晦日

あと1時間ほどで新年を迎える頃。OEHの玄関に外国人たちがそわそわしながら集まってきました。

中には着物を着ている外国人もいて、慣れない帯を気にしながらもどこか嬉しそう。

にぎやかなカウントダウンとは少し違う、静かで特別な日本の年越しが始まります。

一乗寺で焼香を体験

まず向かったのは岡南町にある一乗寺。
境内はしんと静まり返っていて、空気そのものが引き締まっているようでした。

まずは焼香に挑戦。
すると外国人たちから次々と質問が飛びます。

「これ、どうするの?」
「何回やるの?」
「失礼にならない?」

ルールが分からないことへの不安というより、「ちゃんと敬意を払いたい」という気持ちが伝わってきます。

そこで英語で一つずつ説明しながら見本を見せていきました。

“Take a pinch of incense, raise it a little, then gently put it in.”
“Just follow me. It’s okay.”

ぎこちなかった動きも少しずつ自然になり、最後はみんな静かに手を合わせます。

文化の違いを越えて、同じ所作をする。その光景がとても印象的でした。

初めての除夜の鐘

そして順番が来て、いよいよ除夜の鐘。

ゴーン。

低く長い音が、体の奥まで響きます。

鐘をついた本人は一瞬きょとんとした表情。そのあとゆっくり笑顔になりました。

周りにいたみんなも自然と声が小さくなり、ただ静かに余韻を味わいます。

あれはまさに、日本の大晦日そのものでした。

意賀美神社で新年を迎える

一乗寺を出たあとは、そのまま意賀美神社へ向かいました。

到着すると、そこには想像以上の行列。
地域の人たちが新年のお参りをするために並んでいました。

そして列に並んでいる途中で日付が変わり――

Happy New Year!!

日本で迎える初めての新年に、みんな大盛り上がりでした。

神社の作法に興味津々

面白かったのは、神社での参拝作法にとても興味を持っていたこと。

「お賽銭は先?」
「鈴はいつ鳴らすの?」
「拍手には意味があるの?」

二礼二拍手一礼を説明すると、最初はタイミングが少しずれて思わず笑ってしまう場面も。

でも次はきれいに揃う。
「なるほど!」という表情がとても印象的でした。

焚き火と御神酒でひと休み

参拝を終えたあとは、御神酒をいただいて焚き火のそばへ。

冷え切った手に火の熱が戻っていく感覚に、みんなほっとした表情。

日本では当たり前の光景かもしれませんが、外国人にとっては焚き火を囲みながら新年を迎える体験も新鮮だったようです。

おみくじで運試し

そして最後は、おみくじ。

「これ何が書いてある?」
「大吉ってどれ?」

結果を見せ合ったり、スマホで漢字を調べたりしながら大盛り上がり。

内容を理解すること以上に、「運勢を引く」という体験そのものを楽しんでいるようでした。

日本の文化を丸ごと味わえた夜

除夜の鐘、焼香、初詣、御神酒、焚き火、おみくじ。

どれも言葉で説明することはできますが、実際にその場に立ち、同じ空気を吸い、一緒に体験することで初めて伝わるものがあります。

この日は外国人たちにとっても、私たちにとっても、日本の文化をたっぷり味わえた特別な一日になりました。

来年もまた、こうしてみんなで新年を迎えられたらと思います。

そんなことを感じた、年明け最初の夜でした。