最終更新日:2025/9/13

【知ってる?滑舌練習方法】遊びながら学ぶ豆知識シリーズ

声が通る人は、人生も通りやすい!?

「英語のスピーチで声が小さくて、全然伝わらなかった…」
「カラオケで歌うとモゴモゴして、なんか盛り上がらない」
「友達に『え?もう一回言って?』とよく聞き返される」

高校生・大学生のみなさん、こんな経験ありませんか?

実はこれ、**滑舌(かつぜつ)**や発声の問題が大きいんです。
英会話を学んでいても、声が聞き取りづらいと「伝わらない」し、面接やプレゼンで損をすることもあります。

でも大丈夫!
声優や俳優の世界で使われる「滑舌トレーニング」を取り入れれば、声は誰でも変えられるんです。
しかも1日5分でOK。しかも遊び感覚でできちゃう。

今回の豆知識シリーズでは、**「滑舌をよくする方法」+「英語学習に役立つ豆知識」**を組み合わせてお伝えします。
読んだあとには「へぇー!やってみようかな」と思えること間違いなしです。


Part 1:自宅でできる!滑舌トレーニング5選

1. 思い切り笑顔で笑う

笑顔は「世界共通のコミュニケーションツール」。
実は、笑顔の筋肉=口周りの筋肉を鍛えると、発音が一気にクリアになります。

👉 具体的には…

  • 鏡の前で顔をくしゃくしゃにして思い切り笑う

  • 頬や口角をしっかり動かす

  • 30秒×3セット

💡英語豆知識:「Smile is contagious(スマイルは伝染する)」というイディオムがあります。
あなたが笑顔になれば、相手も笑顔に。そして発音も明るくなります。


2. 天井に向かって舌を出す

普段の生活で舌を全力で動かすことって、ほぼゼロですよね。
でも英語の「th(θ, ð)」の音は舌を歯の間に出す必要があるので、舌の筋肉が弱いと正しく出せません。

👉 練習方法

  1. 天井を見上げる

  2. 舌を思い切り突き出す

  3. 5秒キープして戻す

  4. 10回繰り返す

💡英語豆知識:
「舌を噛む=bite your tongue」には、「言いたいことを我慢する」という意味のイディオムがあります。
英会話でも「言いたいけど言えない」ことがある人は、まず舌トレから始めるといいかも!?


3. 母音だけで発声する

日本語でも英語でも、母音がはっきりしていないと伝わりません。
「おはようございます」 → 「おあおうおあいあう」と発音してみると、口の形を大きく動かす練習になります。

💡英語豆知識:
英語の発音でも母音は超重要!
例えば “ship(船)” と “sheep(羊)” は、母音の長さが違うだけで意味が変わります。
母音を強調する練習は、英語学習者にもピッタリです。


4. 早口言葉(Tongue Twisters)

滑舌といえばコレ!遊び感覚でできるので、高校生・大学生にも大人気。

日本語例:

  • 生麦生米生卵

  • バナナの謎はまだ謎なのだぞ

英語例:

  • She sells seashells by the seashore.

  • How much wood would a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood?

👉 コツ:スピードより「口の形と動き」を意識。

💡英語豆知識:
アメリカの小学生も「Tongue Twister(早口言葉)」で遊びながら発音を鍛えているんですよ。


5. 仰向けで腹式呼吸

声の安定は「呼吸」で決まります。
仰向けに寝てお腹に手を置くと、自然に腹式呼吸ができます。

👉 さらにレベルアップ:

  • 背筋を伸ばして座る

  • 鼻から吸って口から吐く

  • 息を吐くときに声を出してみる

💡英語豆知識:
英語のプレゼンでよく言われる “Take a deep breath.” は「落ち着いて」という意味。
深呼吸は声を安定させるだけでなく、緊張をほぐす効果もあるんです。


Part 2:滑舌が悪くなる原因とは?

「練習してるのに効果が出ない…」という人は、原因を知ることが大事です。

主な原因5つ

  1. 姿勢が悪い(猫背で空気の通り道が狭い)

  2. 声のトーンが低すぎる(暗い印象を与える)

  3. リラックス不足(緊張で声が硬くなる)

  4. 呼吸が浅い(息の量が少ないと声が弱い)

  5. 間違った練習(筋肉が動いていない)

💡英語豆知識:
「姿勢が悪い=stand tallできていない」
“Stand tall” には「胸を張って自信を持つ」という意味があります。
姿勢がいいだけで、声も英語の印象も大きく変わりますよ。


Part 3:滑舌と英語学習の意外な関係

ここで「へぇー!」となる豆知識をまとめます。

  • 母音の発音が弱い日本語話者は、英語のリスニングも苦手になりやすい

  • 声を出す練習は英語のスピーキング上達に直結

  • 英語の早口言葉は発音だけでなくリズム感(イントネーション)の練習にもなる

  • 腹式呼吸を習得すると、英語プレゼンでも声が震えにくい

つまり「滑舌練習=英語力アップ」なんです!


Part 4:実践しよう!滑舌×英語チャレンジ

ここからは、すぐにできる実践課題をご紹介。

今日のトライアル

  1. 鏡の前で30秒笑顔 → “Good morning!” を発音

  2. 舌を出して筋トレ → “Thank you” を10回

  3. 母音法で「I love English」を「あ ぁあ えい い」みたいに分解

  4. 英語早口言葉に挑戦:”She sells seashells by the seashore.”

  5. 腹式呼吸で「Hello everyone!」と声を出してみる


Part 5:まとめと次のステップ

滑舌は「舌の問題」だけではありません。
口周りの筋肉、姿勢、呼吸、リラックス、トレーニング方法…全部つながっています。

英語学習者にとっても、滑舌を鍛えることは「伝わる英語」を身につける近道です。
声が通ると、自信がついて、人前で話すのも楽しくなる。

大阪イングリッシュハウスでは、英語を学ぶだけでなく「声を出す楽しさ」を感じられる交流イベントを定期的に開催しています。
ぜひ遊びに来て、英語も発声も一緒にアップデートしていきましょう!