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外国人と日本人の「Yes」と「No」が逆!? 意外と知らないコミュニケーションの誤解を解消しよう

英語を話す外国人と日本人がコミュニケーションをとる際、最も混乱を招く要素の一つが「Yes」と「No」の使い方の違いです。大阪イングリッシュハウスでは、こうした言語の違いから生じる誤解を解消するための英会話レッスンや異文化交流を提供しています。この記事では、日常会話で起こりがちな具体的な例を通して、この誤解を解説し、正しいコミュニケーション方法を紹介します。


英語と日本語の「Yes」と「No」の使い方の基本的な違い

英語の「Yes」と「No」の使い方

英語では「Yes」と「No」は質問に対して自分の立場を反映する形で使います。肯定的な答えなら「Yes」、否定的な答えなら「No」を使います。

例えば、以下のように使われます。

  • 質問: “Do you like sushi?”(寿司は好きですか?)
  • 答え: 「Yes, I do.」(はい、好きです)/「No, I don’t.」(いいえ、好きではありません)

一方、否定疑問文の場合は少し注意が必要です。

  • 質問: “Aren’t you busy?”(忙しくないのですか?)
  • 答え: 「Yes, I am.」(はい、忙しいです)/「No, I’m not.」(いいえ、忙しくありません)

このように、英語では「Yes」が肯定、「No」が否定を示すのが基本です。

日本語の「はい」と「いいえ」の使い方

日本語の「はい」と「いいえ」も一見似ていますが、特に否定疑問文において使い方が異なります。日本語では「はい」は賛同や肯定、「いいえ」は否定を意味しますが、文脈によって使い方が変わります。

たとえば、

  • 質問:「寿司が好きですか?」
  • 答え:「はい、好きです」/「いいえ、好きではありません」

また、否定疑問文の場合も少し複雑です。

  • 質問:「お寿司が好きじゃないの?」(寿司が嫌いですか?)
  • 答え:「はい、好きです」/「いいえ、好きではありません」

日本語では「はい」と「いいえ」は質問の肯定や否定に対して答えるため、ここが英語との大きな違いとなります。


誤解が生じやすいシチュエーション:否定疑問文と付加疑問文

否定疑問文への返答

否定疑問文に対する返答が、日本人と英語話者の間で誤解を招く原因となることが多いです。

例えば、英語で「Aren’t you coming?(来ないの?)」と質問された場合、来るなら「Yes, I am coming.(はい、来ます)」、来ないなら「No, I’m not coming.(いいえ、来ません)」と答えます。この「Yes」は否定を否定する形で使われます。

一方、日本語では「来ないの?」に対して、来るなら「はい、来ます」、来ないなら「いいえ、来ません」と答えます。この違いが、英語話者と日本人の間に誤解を生む要因です。

例えば、

  • 英語: “Aren’t you coming?”
  • 英語の答え:「Yes, I am coming.」=来ます
  • 日本語の答え:「はい、来ます」=来ます

付加疑問文への返答

付加疑問文も、英語と日本語で誤解を生じやすい文型です。付加疑問文は、相手に確認を求めるときに使われます。

例えば、「You’re not tired, are you?(疲れていないよね?)」に対して、英語では疲れていないなら「No, I’m not」、疲れているなら「Yes, I am」と答えます。しかし、日本語では「はい、疲れていません」や「いいえ、疲れています」となるため、ここでも誤解が生じやすいです。

もう一つの例として、「You don’t mind if I sit here, do you?(ここに座ってもいいですか?)」に対する返答があります。英語では「No, I don’t mind(気にしません)」が正しい返答ですが、日本語では「いいえ、どうぞ」となりがちです。ここでも文化的な違いが反映されます。


よくある誤解と対処法

外国人と日本人がコミュニケーションをとる際、否定疑問文や付加疑問文で誤解が生じやすいことはよくあります。例えば、英語で「Aren’t you coming?(来ないの?)」と聞かれたとき、日本人は「Yes」と答える傾向がありますが、これは英語圏では「No, I’m not coming(来ません)」と解釈されることがあります。

また、付加疑問文「You’re not Japanese, are you?(あなたは日本人ではありませんよね?)」に対して、日本人は「Yes(はい)」と答えるのが自然ですが、英語では「No(いいえ)」が期待されます。これも、日本語と英語で「Yes」と「No」の意味合いが異なるからです。


実際の会話で役立つポイント

例えば、レストランで「Do you mind if I sit here?(ここに座ってもいいですか?)」と聞かれた場合、英語では「No, I don’t mind」が正しい返答です。これを「Yes」と答えてしまうと、「座らないでください」という意味に取られる可能性があります。

また、「Would you mind if I smoke?(タバコを吸ってもいいですか?)」という質問に対して、「No, go ahead」と答えるのが適切です。「Yes」と答えると誤解を招きやすくなります。


正しい理解と練習で誤解をなくそう

外国人と日本人の「Yes」と「No」の使い方の違いを理解し、正しいコミュニケーションを取るためには、まず文化的な背景を理解することが重要です。特に、英語では「Yes」と「No」が質問の意味を反映するのに対し、日本語では質問の意図を受け取って返答します。この違いを意識することが、誤解を防ぐための第一歩です。

大阪イングリッシュハウスでは、こうした「Yes」と「No」の違いに関する実践的なトレーニングを提供しています。日常会話や映画、ドラマのシーンを題材にした実践的な英会話レッスンを通じて、自然なコミュニケーション能力を養うことができます。


実践的な英会話レッスンでスムーズなコミュニケーションを!

英語と日本語の「Yes」と「No」の違いは、時に大きな誤解を生むことがあります。しかし、その背景を理解し、適切に対処することで、スムーズなコミュニケーションを取ることが可能です。大阪イングリッシュハウスでは、異文化間のギャップを埋めるための特別なプログラムを提供しています。

ぜひ私たちのプログラムに参加して、外国人とのコミュニケーションをもっと楽しく、スムーズにしましょう!詳細や申し込みは、ウェブサイトでご確認ください。

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