年2回の募集期間:4月と9月に募集を行う公館の発表がございます。
1次試験の服装について
1次試験の際の服装について、多くの受験生が疑問を持っています。経験上、多くの受験者はカジュアルな服装を選ぶことが多いですが、私はスーツを着用することをお勧めします。スーツはプロフェッショナルな印象を与え、自信と真剣さを表現するのに最適です。また、堅苦しいと感じるかもしれませんが、スーツはフォーマルな状況における標準的な服装であり、試験官に良い印象を与える可能性があります。
ただし、スーツを着用する場合は、快適さも考慮することが重要です。特に筆記試験中は長時間座っているため、動きやすく、長時間着用してもストレスを感じないようなスーツを選ぶことが望ましいです。また、試験室の気温調整にも注意が必要です。夏場は冷房で寒くなることがありますし、秋には気温が下がることもあるため、快適な温度で試験に臨めるよう、上着を用意することをお勧めします。
結局のところ、受験者が最も自信を持って、リラックスして試験に臨める服装を選ぶことが重要です。しかし、スーツはプロフェッショナルな環境における一般的な服装であり、試験官に良い印象を与えるための一つの有効な選択肢です。
応募履歴書は大切です
派遣員試験の重要な要素:語学試験と履歴書の「志望動機・自己アピール」欄。この部分は自己表現のキーポイントであり、個性を際立たせる絶好のチャンスです。特に、履歴書における「志望動機や自己アピール」は、自分の人間性や経験、将来の野望を伝える貴重な機会であり、採用担当者が候補者の個性や能力を判断する上で重要な役割を果たします。
私の経験から言うと、履歴書の志望動機欄は非常に重要で、ここから採用されるかどうかがしばしば判断されます。複雑な専門用語を使う必要はなく、シンプルかつ明瞭な言葉で自己表現をすることが重要です。具体的な例を挙げることも、自分の熱意や能力を伝える上で効果的です。また、WEB応募の際は文字数制限があるかもしれませんが、可能な限り空欄を残さずに記入することで、より強い熱意を示すことができます。
在外公館派遣員の
1次試験内容と対策
- 外国語試験(英語、その他外国語) 1時間
- 一般常識 30分~35分
- 日本語作文 45分
- 適性検査(性格テスト(モーズレイ)、数字の羅列、絵を書く)30分
派遣員試験
外国語試験 (英語、その他外国語)
国際交流サービス協会のホームページをみますと
語学力の目安:外国語で書かれた新聞や雑誌を辞書を使わずに理解して、その言語で内容を説明できる程度
引用元:国際交流サービス協会
英語試験はマークシート形式で行われ、他の外国語は記述式の筆記試験となっています。私自身はあまり一般的でない言語で試験を受けましたので、英語の試験については他の受験者からの情報をもとにまとめたものを提供します。
英語試験の内容
英検準2級以上のレベルで、TOEICに似た形式の問題が出題されます。ただし、より高度な問題も含まれており、時間不足を感じることがあるようです。解答戦略としては、わからない問題は一旦飛ばし、解ける問題から迅速に解いていくことが重要です。試験時間が終了間際になった場合は、できるだけ全ての問題に答えを記入することが肝心です。
英語試験は受験者数が最も多く、英語での募集を行う公館も多いとされています。過去に大阪で受験した際の英語試験の受験者数は75人でした。
英語以外の外国語試験内容
英語以外の外国語試験では、記述式で時事問題が中心となります。試験対策としては、該当言語の地域の最新ニュースに注目し、重要な単語を把握しておくことが効果的です。
過去の試験傾向から、以下の対策が有効であると考えられます:
- 時事ニュースの重要単語を記憶する
- 国際機関の公式名称を理解する
- 日本文化や歴史について説明できるよう準備する(例:季節行事など)
- 応募地域の地名(山、川、ダム、湾、海など)を覚える
- 在外公館での業務に関連する単語を調査する
試験の難易度は受験者の学習背景によって異なります。例えば、専門的な言語教育を受けた人は、試験の単語を読み解くことができるため、比較的簡単に感じるかもしれません。一方、第2言語としての学習者や趣味で学んだ人は、より難しく感じることがあります。
私自身の経験では、初回受験時には文章の意味がほとんど分からなかったものの、知っている単語を使って答えを書き続けた結果、試験に合格しました。もし答えが分からなくても、白紙で提出することは避け、知っている単語を書き続けることが大切です。
派遣員試験
一般常識
30分間で60問解答するSPI試験のような形式で、国語、数学、理科、社会、時事問題が広範囲にわたって出題されます。
一般常識については、出題範囲が広いため、私はあまり重点的には勉強していませんでした。しかし、私はこれまでの一次試験を常に通過していたため、このセクションが特に重要ではないのか、それとも語学の方が重要なのか疑問に思っています。ただし、説明会では一次試験の合否が語学試験と一般常識のスコアによって決まると説明されていましたので、ある程度の知識は持っておいた方が良いでしょう。私自身は国語、時事問題、社会を除く他の科目はほとんど勘で答えていました。
試験では、横文字系の時事用語がいくつか出題されました。例えば、「インフォームドコンセント」「トレーサビリティ」「フィールズ賞」「エルニーニョ」「ラニーニャ」などです。これらは就職試験にも役立つ時事用語として覚えておくと良いでしょう。
また、日米修好通商条約による開港地として、函館、新潟、横浜(神奈川)、神戸(兵庫)、長崎などが出題されることもあります。
派遣員試験
日本語作文
在外公館派遣員の筆記試験では、一般的に以下のようなテーマで作文が出題されることが多いです
- 過去の苦労経験とその克服方法に関する記述
- 自身の弱点や欠点、そしてそれをどのように克服したいかについて
- 集団の中での自分の役割、行動や考え方に関する考察
特に、日本以外の国で働く際の環境やサービスの違いに焦点を当てた作文が求められることがあります。例えば、私自身のエジプト留学経験から、発展途上国特有の生活上の課題に直面する可能性について言及したことがあります。これには、水が出ない、トイレが流せない、公共交通機関の不備など、現地のインフラの問題を想定した上での対応策を考える必要があります。
また、組織内での仕事は多様な人々との協力が必要であり、自分がどのように動き、どんなことが得意かを具体的な例を交えて説明することが効果的です。
最終的には、自分の言葉で、起承転結を意識して分かりやすく伝えることが重要だと思います。面白い内容で合格した例もありますので、自身の個性を活かした作文が良いでしょう。
派遣員試験
適性検査
性格テスト
在外公館派遣員選考試験の一環として行われる適性検査は、性格を評価するテストです。このテストでは「はい」「いいえ」「どちらでもない」といった選択肢を用いて回答します。
このテストには、「集団で楽しむことが好きか?」や「嘘をついた経験はあるか?」など、興味深い質問が含まれます。これはストレス耐性や社交性を測るモーズレイテストと呼ばれるもので、受験者の人格特性を評価するのに役立ちます。
同様の性格評価テストが他にも存在するため、事前にチェックしておくと試験に役立つかもしれません。
数字の羅列
在外公館派遣員試験には、独特のテスト形式が含まれています。このテストでは、制限時間内に可能な限り多く書くことが求められます。
具体的には、0から9までの数字をランダムに記述するタスク(例:9、2、0、3...)と、
0から始まり順番に数字を書いていくタスク(例:0、1、2、3...)があります。
この種のテストは一見すると単純ながら、実際には速さだけでなく、丁寧さや正確さが重要とされています。したがって、単に多く書くことが良いわけではなく、速くても丁寧できれいに書けることが評価される可能性があります
絵を描く
在外公館派遣員試験の1次試験には、創造性を試す一風変わったテストが含まれています。このテストでは、8つの四角形が描かれた紙が提供され、それぞれの四角の中には少数の円や三角などの図形が記されています。受験者にはこれらの図形を基に、独自の創造性を活かして絵を描くことが求められます。重要なのは絵の技術的な上手さではなく、どのように図形を使って創造的な絵を描けるかという点です。
この種のテストは、受験者の創造性や発想力を見ることが目的であると考えられます。
派遣員試験落ちた!
そんな時は
もし在外公館派遣員試験に落ちたとしても、再挑戦することが重要です!多くの受験者が不合格になることを心配し、以前の試験での自分の印象が実施担当者に記憶されているのではないかと懸念することがあります。しかし、実際には試験実施者はそう簡単に個々の受験者を覚えているわけではありません(特に非常に個性的な人を除く)。私自身、人材派遣の仕事で多くの面接を行ってきましたが、受験者をすぐに忘れてしまうことが一般的です。
毎回何百人もの受験者がいるため、過去の受験歴について過度に気にする必要はありません。実際、何度も試験を受けて最終的に合格する人は多いです。特に若い時は、積極的にチャレンジすることが大切です。
最後に
在外公館派遣員試験の1次試験の一部として実施されるものをご紹介しました。
試験の内容は、変更になることもございますので、確認出来次第、更新します。
在外公館派遣員試験にご興味あるかたは、国内留学OEHイングリッシュハウスまで、ご相談ください。
現在、目指して活動されている住人もおりますので、一緒にチャレンジしていきませんか?
大阪イングリッシュハウスのサポートについて
在外公館派遣員試験に向けて、英語力の向上や試験対策を考えている方へ、大阪イングリッシュハウスでは特別なサポートをご提供しています。当校では、英語のスピーキングやリスニングの強化、作文の練習など、試験対策に必要なスキルを実践的に学べるプログラムを用意しています。
また、在外公館派遣員試験の経験者によるアドバイスセッションも実施しており、試験に対する自信を深めることができます。オンラインレッスンも対応しておりますので、全国どこからでも受講が可能です。
興味のある方は、ぜひ一度無料体験レッスンをご利用ください。詳細は大阪イングリッシュハウスの公式サイトまたは以下の連絡先からお問い合わせください
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